みなさんおはようございます♪
今回は、損傷時の修理・取替判断について説明しますね。
スズキ・エブリィですが左前後輪を側溝に落としてしまいレッカーにて
当社に搬送されてきました。リフトにあげて確認してみるとFr側、Rr側
ともに損傷している箇所の確認はできました。見た目で交換と判断でき
る部分は、お客様も一緒に確認して頂きよくわかるのですが損傷を受け
た部品が取り付いているボデイ側が影響を受けて損傷してしまうことも
あります。一見見た目では、なんともない状況でも部品を交換して走行
テストをしたときにハンドルのブレや、ハンドルセンターのずれをおこ
してしまい再修理で追加部品交換や修理が必要となるケースな
ど・・・。逆に損傷している可能性があるかもしれないから一応交換し
ておきますか?交換すれば新品ですから大丈夫です。と進められ交換し
てしまう・・・。どちらも「見た目・・・」とか「一応・・・」と言う
あいまいな状況で”交換する”・”交換しない”の判断がなされてしまいま
す。とっても重要な部分の損傷だけにとても不安ですよね!!
そこで当社としましては、あいまいな状況や判断をなく...す為に3次元
計測装置{タッチ}を使用してメーカーの寸法図(設計図)に適合して
いるのかしていないのかを3次元(立体的に)計測して確認。寸法図に
載っていない部分は、左右比較をして損傷判断します。どちらにおいて
も損傷具合を数値化して確認できるのでお客様にも判り易く確認・判断
できるようにしています。
今回のポイントは、Frロアアーム取り付け部の損傷があるかないのかと
関連リンク関係に損傷があるのかないのか?Rrトレーリングアームのボ
デイ側取付部(直接損傷している部分)が後退して損傷しているのかい
ないのか?
Rrサスペンション構成部品が損傷しているのかいないのか?
結果としましては、左Frロアアームとボルト関係。Rr側の損傷は、外観
上の損傷であり修正機を使用しての修理は必要なく形状のみを修正して
削れてしまっている部分は、錆を落としてジンクスプレー(錆びない為
の亜鉛粉末を塗布して)で下処理、塩害ガードによる防錆処理を施して
完了です!!
お客様との打ち合わせ、施工方法の選択によりご希望の修理をさせて頂
く事ができました!!整備工場やデイーラー様からの外注依頼と違いお
客様と直接お話しながら修理契約させていただくのは、我々にとっても
安心できる事なんです!!
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